SOFLAⅡiは、複雑化するシステムをシンプルに構築できるソフラ独自の開発ツールです。
パソコンライクなGUI・WEB画面のアプリケーションを構築できます。
SOFLAⅡは、SOFLAⅡiをサーバーモジュールとして、
システム要件に合わせて機能強化できるよう製品を取り揃えています。
SOFLAⅡiでは、従来使用していたRPG・COBOL言語だけで開発が行えます。
5250の開発では、PC側(クライアント)に5250エミュレータをインストールし、RPGプログラムで開発を行います。この手法では、DSPファイルを用いた画面定義(A仕様書)で開発し、C仕様書で処理ロジックをコーディング、READ,WRITE,EXFMT命令で画面への読み書きを行い、5250手順でPC側にエミュレーションされる仕組みになっています。
SOFLAⅡiの開発では、SOFLAⅡiの画面・帳票設計ツールである「Screen Designer」でデザインします。PCに保管された画面情報を、SOFLAⅡiの機能でサーバーにアップロードすると、SOFLAⅡi用のコピー句が自動作成されます。そのコピー句を読み込み、C仕様書の処理ロジックをコーディングします。
このように、画面への読み書きと画面制御部分を、SOFLAで定義されている通信命令、制御命令にすることでSOFLA通信が行えるRPGプログラムが完成します。RPG言語はそのまま、DB2へのアクセス方法も変わりません。PC側は、クライアントビューアである「Screen Generator」でSOFLAプログラムを動作させます。
SOFLAⅡiの実行環境では、5250エミュレータを使用しませんので構築する画面や帳票のプログラムは Screen Generatorと通信するバッチ型の処理プログラムとなります。
Screen Generatorと通信する画面や帳票の入出力部分の制御は、WRITE・EXFMTなどの入出力命令に変わる専用の命令集を用いて画面の表示などを行います。
SOFLAⅡiで動作するプログラムは、バッチプログラムのデバック方法でデバック可能です。IBMiOSのISDBなどのツールを使用すればオンラインデバックも可能です。
SOFLA AGは、業務系の基幹システム開発プロジェクトに必要な機能を取り揃えた統合開発モデルです。SOFLA AGは、独自の設計思想で設計情報をデータベース化し、システム内で使用する項目に固有のテンポラリーIDを付与。設計情報とデータを紐づけることでプログラムオブジェクトを自動生成し、アプリケーションの構築を可能としました。
Screen Designerは、自由な設計を可能とするSOFLAⅡ専用の画面・帳票設計ツールです。
画面イメージを見ながら直観的な操作で簡単に画面や帳票を設計することができます。また、デザインした設定情報から、設計書や仕様書の出力、定義情報のソースの生成が可能です。
Screen Designerでは、ボタン・チェックボックス・コンボボックスなどのオブジェクトを設定できます。
設計した画面定義は、仕様書としてファイル出力できるため、プログラム設計書やオペレーションマニュアルの作成などにも役立ちます。
様々なオブジェクトや画面表示を使用し、今までのIBMiでは表現できなかった画面を作成できます。画面を作成するために、HTML等の新たな技術を習得する必要はありません。
Screen Designerでは、仕様書出力機能を標準機能として利用できます。Screen Designerで作成した設定情報を自動的にドキュメント出力します。
画面設計書やフィールド定義書等のドキュメント作成工数は自動化できます。※ PowerPoint ・Excelの導入が必要です。
1.画面設計書
Screen Designerで設計した画面設計イメージをPowerPoint形式のファイルに出力することができます。PowerPoint形式のファイルなので出力後加工も容易です。打合せ資料やオペレーションマニュアルの作成に便利です。
2.フィールド情報
GUI画面の設計では、カラムで表現できない分、画面に配置したフィールド定義をプログラマーが認識することが困難です。こちらもファイル形式はPowerPoint形式です。この資料によりフィールド情報はイメージで確認できるため、プログラムのコーディングミスの軽減につながります。
3.リンケージ仕様書
設計した画面のフィールド情報をExcel形式のファイルに出力できます。画面設定項目を一覧で確認できるため、レングス定義やデータ型の定義の確認を行う際に便利です。また、SOFLAⅡでは全て、このリンケージ仕様に基いて制御を行うようになっています。
Screen Designerは、帳票設計も可能です。画面設計同様GUI画面で帳票設計が行なえます。
単票以外にもヘッダー行・明細行・合計行のようにアイテムを組合わせて出力する通常のリスト出力も可能です。
一覧表作成はもちろん、作成が難しい指定伝票も簡単に設計できます。
また、バーコード印刷や、マイナスデータの赤字印刷、罫線代わりのストライプ印字など、今までの印刷ツールではできなかった細かな表現が設定できます。
Screen Designerで開発した帳票プログラムは、印刷
前に画面プレビューが可能です。イメージをPDF形式で保存することもできます。